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前立には金粉を塗り、仕上げられたかぶとの置物=2025年4月10日、滋賀県甲賀市、米田怜央撮影
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 端午の節句を前に、滋賀県甲賀市の信楽焼窯元「明山(めいざん)陶業」で、かぶとの置物作りが大詰めを迎えている。

 粘土を成形して窯で焼き、くわの形の前立に金粉を塗る。粘土を厚くして落ち着いた色合いに仕上げ、重厚感を出す。

 子や孫の初節句を祝い購入する人が多いといい、石野伸也社長(46)は「一生に一度なので、一つずつていねいに作っている。成長を願い、手に取ってもらえれば」。

 3種類の大きさがある。価格は、大9万3500円、中6万500円、小3万4650円(すべて税込み)。問い合わせは同社(0748・82・8077)へ。

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